ewan12の日記

ゆとりアラサーおじさんがその日思い付いたことを書くだけです。

人生初ブログ(いきなり仕事の話になってしまった)

徒然なるままにブログというものを書いてみることにした。

理由は特にない。ただ漠然と匿名の世界で自分を吐き出したかったのだと思う。

そして、自分の考えを他の人がどう思うのか知りたい。

現実社会では本音を言ってくれる人は稀だ。自分も本音を吐き出す事はほぼない。

年を取るにつれ、忖度をし、自分を仕舞うようになった。

 

簡単に自己紹介をしようと思う。

性別:男

年齢:もうすぐ30

職業:会社員(中国の地方都市に駐在中)

略歴:中国南西部出身、7歳から日本に移住、大学卒業後そのまま日本の総合商社に入社。

現在中国駐在4年目。

最近の趣味:筋トレ、勉強(ファイナンスマーケティング、心理学)

 

30歳を目前にして、自分の将来を考えることが多くなった。仕事にも慣れ、収入もそこそこ安定している。でも本当にこれでいいのか。

中国にいると日本とは全く違う時間が流れていると感じる事が多々ある。とにかく速い。意思決定も、実行するスピードも、成功も失敗も、そのリカバリーも。

日本の企業が社内でスタンプラリーをしている間に、地場の企業は既に市場と対話し、トライアルを始めている。

もちろん日本企業にも良いところはたくさんある。リスクを事前に見極め、ミニマイズする意識はとても高い。しかしながら、リスクを完全に消すことは不可能だし、正直ビジネスなんて始めて見なきゃわからないことだらけだと思う。

本社から派遣されてくる日本のサラリーマン社長の最大の任務は「間違いを犯さないこと」。何かにつけて弁護士の意見は聞いたのか、会計事務所の意見は?と言う。これ自体は何も間違っていない。但し、多くの場合、弁護士も会計事務所も明確な回答はくれないのである(というよりも出せない場合が多い)。彼らだって助言責任を負うので、「絶対に問題ない」とは言えないのである。これを理由に身動きが取れなくなる場面を何度も経験した。

それに対して地場の中国企業は「やってみてダメだったら対策を考えよう」というスタンス。もちろんこの考え方は危険なことも多い。要はリスクとリターンをどう捉えるかだ。

不確定要素の宝庫である中国市場で日本の大企業が苦戦するのは必然なのかもしれない。

こういう市場でうまく立ち回れるには最低でも以下の何れかが必要だと個人的には考えている。

1.独占的立場

製品にしろ、サービスにしろ、他には真似の出来ないものを提供している企業あるいは個人。

2.高度な現地化

現地に最大限権限を移譲し、現場ですぐにゴーサインが出せる体制。

3.強いパートナー

伊藤忠が中信グループと組んだ(まだうまくいくか不明だが)ように、地場に根付いた強力なパートナーと長期的に提携をする(任せるところはパートナーに任せる)。

 

とりあえず今日はここまでにしておく。